小学4年生の子育て中の母です。
家庭学習は習慣化するのが、実は一番難しい…
わが家も、今は、子どもが勉強を自主的にするようになりましたが、ここまでの道のりが実は長かった…涙。
第1子ということもあり、私もかなり手探りの状態(汗)
私も子どもの勉強法に関しての本を読んだり、試行錯誤してきましたが、一番役に立ったのが実は、わが家で子供に合わせて行った、とてもシンプルな事が、子どもが自主的に勉強をするきっかけになったので、今回はそのことについて記録しておきたいと思います。
Contents
【小学生の勉強法】家庭学習で効果があった3つのこと
子どもが今は自分から勉強するようになって、振り返って、役に立ったことは以下の3つでした。
- 小学生高学年の勉強は「することリスト」より「できたことリスト」
- 勉強内容は「1週間」でプランニング
- 家庭学習の教材選びは「子ども目線」を大事にする
ではそれぞれについて、わが家で実際に起きた体験をもとに少し書いてみます。
小学生高学年は勉強の「することリスト」より「できたことリスト」
これまでわが家では、小さな頃(幼少期はボードにマグネット、小学生から手帳と付箋)を使い、(親が決めた)「することリスト」を日々、活用していました。
実際に、小さなころや小学生の低学年。小4の初め頃までは、この「することリスト」がとても役にたちました。
この勉強の「することリスト」で、子どもは、次に何をすればよいのか?が、スムーズに分かり、「することリスト」がこれまで、子どもの勉強の習慣化にとても役立ったと思います。
でも、子どもが小学生4年生の後半にもなると、子どももだんだん成長してきて、勉強の「することリスト」が、勉強の「やっつけ仕事リスト」になってしまっている…(汗)と思った出来事がありました。
体験談☆小学生高学年の「することリスト」は勉強を【やっつけ仕事】にする危険性も
実際にあった出来事としては、以前、子どもが、自分のしたいこと(わが家ではプログラミング等)を早くしたいがために、勉強を「やっつけ仕事」にしていた!という出来事がありました。
つまり問題集を見開き2ページするところを、1ページしかしていなかったり、
答え合わせがいい加減になっていたり…。
…コラーーー!!と私も子どもに言いたい状況が、ちょっと続いてしまった時がありました。
それで、なぜ子どもがそうなってしまったのか?という原因を私なりに考えてみると、
その理由は、勉強の「することリスト」にあるのではないか?と思い当たりました。
つまり、子どもの頭の中では、
子どもは好きなことを早くしたい!
→でも今日の手帳の勉強の「することリスト」を早く片付けないといけない!
→…そして勉強の「することリスト」を「やっつけ仕事」にしてしまう…
こんなサイクル↑が子どもの頭の中で起きていたと予想…☆
それで私は子どもに、勉強の「することリスト」をやめて、今日の勉強の「できたことリスト」を、手帳の空白欄に書いていくのはどうか?と、子どもに提案しました。
するとこの子どもがした勉強の「できたことリスト」によって、いくつも良い効果が現れました☆
体験談☆小学生高学年の勉強の「できたことリスト」の良い効果
『できたことリスト』に変えてから、
子どもいわく、
- 達成感がある♡
- できない日があったら、悔しくなるから、次の日はやる♡
- 自分が何がどれだけ出来てるか分かる♡
と、とても前向きに勉強に向き合うようになりました。
つまり子どもにとって、勉強の「することリスト」は義務だけど、
勉強の「できたことリスト」は子どもに充足感を与えて、勉強に対する満足度を上げると感じました☆
他にも、勉強の「できたことリスト」を子どもが書くことで、以下のような良い効果もありました☆
- 子どもが勉強の「できたことリスト」を最後まで(自分が予定したことまで)終える体験を積み重ねることで、自己肯定感が上がった
- 子どもがその日忙しかった・疲れて眠い…等で勉強できなかった時には、自分でその勉強を翌日に回す等、自分で勉強量を調節できるようになった
- 子どもが勉強をやっつけ仕事にしなくなった
つまり、
勉強の(親が決めた)「することリスト」と、
勉強を(自分で)「できたことリスト」!
この2つは、ちょっとした違いなのですが、子どもにとって勉強が義務から、自分ごとになるという点で、小学4年生の子どもにとっては、大きく違うと感じます。
そしてこの勉強の「できたことリスト」を子どもが私に見せてくれて、私が子どもを褒めながら、子どもの好きなシールを貼ってあげたりすると、子どもは喜んで、勉強に対してさらに前向きになるという幼い面も、小学4年生の子どもにはまだあります☆
勉強内容は「1週間」でプランニング
そして子どもがした勉強の「できたことリスト」は、1週間続けると、【自分で作った】勉強の「することリスト」(親がリストアップしたものでは無いもの)にもなります☆
この1週間で勉強する教材・勉強量を、子どもが自分で調節できるようになると、子どもも勉強に対してとても楽になると思います。
例えばわが家では、算数・漢字・語彙と、英語の文法と公文(算数・英語)は、親子で話し合って毎日する(週末は1日offもあります☆)にしましたが、
国語の読解や、理科・社会は毎日必ずしなければいけないものではありません。
(わが家では国語・理科・社会については、子どもが自分で、週に2~3日する!と決めました☆)
つまり子どもは「1週間」の中で、国語・理科・社会の勉強については、その日、自分で勉強量を調節する…ということができるようになり、勉強がやらされるものではなく、自分でするもの☆という意識ができたように思います。
家庭学習の教材選びは「子ども目線」が大事
また小学4年生の後半にもなると、家庭学習の教材や問題集についても「子どもが自分で選ぶ」ということが、子どものやる気にもつながる☆と思います。
【子どもが自分で教材を選ぶ】ということについてはこちらの記事にまとめました→【小学生の先取り学習】塾なし算数の教材は何選ぶ?どう学ぶ?「通信教材&問題集」中学受験ナシのわが家レポ
中学生になれば母の苦い経験(こちら)から、特に勉強について、親が子どもに口出しをするのがなかなか難しくなります☆
そのため、小学生の高学年は、子どもが反抗期に入る、中学生までの貴重な時間♡
わが家も、子どもの意見を尊重しながら、これからも、子どもの自学学習のサポートを、進めていきたいと思います。
【関連する記事】
わが家は先取りにデジタル教材も活用しています☆
→ブログ【おうちゼミ+通信教育すらら】わが家「小学生先取り」学習教材☆
わが家はオンラインでプログラミングも学んでいます☆
→レポ☆小学生プログラミング教室テックキッズとリタリコ比較(Tech kids school&LITALICO)在籍経験者のリアル体験談