【ブログ】予習シリーズ

【ブログ】中学受験「四谷大塚予習シリーズ国語」難しいその読解問題を解く前にわが家はコレにトライ

 

わが家は小学生4年の家庭学習で、予習シリーズ【算数】上を使っています。

【ブログ】スタディサプリで中学受験「予習シリーズ」算数4年を学ぶ使い方

そして今回は予習シリーズ「国語」について。

中学受験テキストの中でも読解の難易度レベルが高いと評判の「予習シリーズ」国語。

 

わが家も子どもに、この問題集にトライしてほしいと思うものの、もし何らかの対策をしなくて、真正面からうちの子どもが取り組んだ場合、わが家の子どもが苦しむのが目に見えます…(汗)

なぜなら予習シリーズの「国語」は、問題文がかなりの長文で、設問も多く、わが家の子どもには…おそらく難問です。

そこでわが家では、この四谷大塚の予習シリーズ「国語」を解く前に、読解の基礎から自宅学習を始められたらと思い、小学生の国語の読解の勉強法について、いくつか調べてみました☆

 

そもそも小学生国語の読解力アップに何が必要?

 

小学生の読解の基礎の勉強ってなんだろう?

私はその疑問から、まずは子どもの読解力を上げる方法の本を読んでみました。

 

「読解力」「中学受験の国語」に関する本を読んでみた

左『中学受験金子式声かけメソッド最速の国語読解力』著者:金子香代子

右『全教科対応・読める・わかる・解ける超読解力』著者:善方威(かんき出版)

 

これらの本にはいろいろな、読解力を上げる方法が書いてあります。

その中で特に、私の印象に残ったのが、この2冊の本に共通していた「日本語の文法」を固めることが大事という点です。

 

小学生の「読解力」を上げるのに有効な【文法】の習得

上述の『超読解力』の本によると、読解に大事なのは「文法」の習得!だそうです。

主語・述語の関係から始めて、修飾・被修飾語の関係と指示語

そして動詞・形容詞・形容動詞、連体詞、接続詞の習得など。)

 

そして、日本語の「文法」を子どもが身につけながら、少しずつ読解問題の文章を増やしていき、まず丁寧に問題を解く「精読」を行う。

また平行して、短めの読解問題をどんどん通読して解いていくという「精読+どんどん通読」の両方を行う。

それが子どもの国語の読解力を上げるのに効果的だそうです。

☆あとは漢字語彙読書も☆

 

そして読解の基礎になるという「文法」といえば、そういえば、英語の読解でも「英文法」ってすごく大事で、中学からの英語の勉強は、「文法」をすごく勉強するなあ…と。

国語も、もしかして英語と同じ?と思って、中学生の国語を調べてみると、日本語の文法は中学生の国語の学習にしっかりありました!

 

中学生で本格的に習う日本語(国語)の文法

↑中学生の国語「文法」テキスト

 

やっぱり「文法」が中学生の国語の基礎になっている…

ということは中学生の難しくなってくる読解問題に文法が役に立つということ?…

ということは、小学生の場合も、日本語の文法がしっかり習得できたら、難易度が高い国語の読解問題に、とても役に立ちそうです☆

では小学生が、日本語の「文法」を集中して学ぶにはどうしたらいいか?

探してみると「国語の文法」に小学生向けに特化している問題集がありました。

 

【サイパー国語】文法を基礎から「読解の特訓シリーズ」

このサイパー国語「読解の特訓シリーズ」は、実際に中身を確認したところ、とにかく文法を基礎から繰り返して子どもが習得する問題集です。

このサイパー国語「読解の特訓シリーズ」は、中学で習うような難しい文法の名称は少ししか出てきません。

ですが、サイパー国語で地道に解くうちに、国語の文法を「体得する」。

子どもに文法を感覚で学ばせるといった内容の問題集です。

このサイパー国語は問題集の表紙に中の問題が少し紹介されています。

一部ですが、では実際に内容を見てみましょう。

 

サイパー国語「読解の特訓シリーズ」主語・述語専科

↑左側に問題例「主語・述語専科」

この1冊は全部が「主語と述語」で、まずは徹底的に述語を探して、主語を見つける訓練をします☆その後は、主語がない文ってどうなるの?とか。ひたすら一文から主語・述語を見つける内容になっています。

 

サイパー国語「読解の特訓シリーズ」修飾・被修飾専科

↑左側に問題例「修飾・被修飾専科」

この1冊は全部が「修飾・被修飾の関係の特訓」で「文の構造を理解する」という内容。(英語でもこんな学習しますね!)とにかくひたすら修飾している言葉を探し、最後は「呼応」する言葉を学びます。(「きっと〇〇にちがいない。」などは修飾の関係だったと初めて知りました…汗)

 

サイパー国語「読解の特訓シリーズ」指示語の特訓

↑左側に問題例「指示語の特訓」

この1冊は全部が「指示語の特訓」です。とにかくひたすら指示語はどの内容を指しているか?を学び訓練します。とにかくひたすら「それ・あれ・これ」を選択肢で選んだり、該当する箇所を書き抜いたり…。これだけ指示語の問題を解けば、指示語はよく分かるに違いないです☆

 

サイパー国語「読解の特訓シリーズ」助詞・接続詞

↑左側に問題例「助詞・接続詞」

この1冊は全部が「助詞と接続詞」です。この問題が独特で、とても面白いのが、読書しながら「助詞と接続詞」を選び学んでいくという手法です。これはめずらしい方法だし、子どもも勉強と思わずに学習できるかもしれませんね!(詳しくは上の表紙の問題例を見てね)

 

というかんじでサイパー国語「読解の特訓シリーズ」は、小学生の国語の「文法」学習においては一番の問題量です!

↓「文法」だけでこんなに量が…(まだ全部ではありません。)

 

そしてこのサイパーの国語「読解の特訓シリーズ」の中から、中学生の勉強(テキスト)に出てくる国語文法ピックアップしてみると…

文節・主語・述語・修飾語・被修飾語・指示語・接続語・助詞・助動詞・自動詞・他動詞・体言止め…etc

↓サイパー国語の冊子の内容一覧

などサイパー国語「読解の特訓シリーズ」を学習すると、中学の国語の文法範囲をかなり網羅する内容でした。

(サイパーの国語は、中学生の国語の文法を意識して作られているのかな?と思いました。)

中学では特にチャート式(中1から中3)では、もっと本格的に国語の文法内容の記載がありましたが、学研のテキストの「中学国語文法」は、サイパー国語を体得すればかなりの範囲が解けるのでは…と感じる内容です。

ということで、さっそくわが家の子供も、読解力の基礎づくりのためにサイパー国語「読解問題シリーズ」の冊子を、わずか2冊ずつですが(汗)…コツコツ始めることにしました。

 

【参考】サイパー国語で学んだ文法をすぐ読解問題で解けるチャート式のチャ太郎ドリル・問題集(小学4年5年6年)

サイパー国語「読解の特訓シリーズ」で学んだ「文法」を、読解問題を解きながらおさらいできるのが、上記のチャート式のチャ太郎ドリル「すらすら読解」4年・5年・6年です。

この「すらすら読解」は、読解問題集には珍しく、目次にどの「文法」を使って問題を解くか?それぞれ明記してあります。

↓「すらすら読解」の目次

この「すらすら読解」では特に、4年生・5年生・6年生の問題集に、文法ごとに作られた読解問題が載っています。

読解問題の難易度としてはやさしいので、子どもには取り組みやすいです。

うちではサイパー国語「読解の特訓シリーズ」で、例えば述語・述語、修飾語・被修飾語などのある文法を学び、この「すらすら読解」4年5年6年で、その文法についての問題を子どもが解き、さらに文法を理解するようにしています。

 

小学生の読解力を鍛える「精読する問題集」

そして「精読する読解問題」は、難易度のあるものを選びたいと思い、実際に取り寄せてみたのが以下です。

「精読する問題集」中学受験用問題集

 

  1. 啓明館の小学国語「読解の基礎」
  2. 四谷大塚「予習シリーズ国語」4年上

 

【中学受験】啓明館小学国語「読解の基礎」で解き方を学ぶ

この啓明館「小学国語 読解の基礎」は、中学受験の塾が出版している問題集で、解説も丁寧で、問題文は「予習シリーズ」ほど長文ではなく、子どもが丁寧にじっくり読解を学ぶのにちょうど良い内容です。

わが家の難しい国語に取り組んだことがあまりない子どもには、難易度はある程度あるけど難しすぎず、ちょうど良い内容で、学習量も市販の問題集よりもグッと多いです。

また国語の読解の手法や、答え方の方法や、読解問題を解くための知識もふんだんに学べるため、これが終わったら長文の読解問題を解く力がとてもつきそうです☆

(この問題集は「応用」「完成」もありシリーズ化されています。)

※実際にわが家はここから学習を始めました。

 

四谷大塚「予習シリーズ国語」4年上

こちらは「予習シリーズ」国語です。

難しいけど「予習シリーズ」国語はとても評判が良いのですよね。特に塾に勤めているような専門の方がこの問題集は解説もよくまとまっていると言われる場面を見るので、わが家も今後トライしたい問題集です。

でもわが家ではまだちょっと、この予習シリーズ国語は手強いので、先に啓明館の「読解の基礎」にトライしています。

 

最後にまとめ

 

【国語の読解力を育てるためにわが家でトライしていること】

  1. 【文法】サイパー国語「読解の特訓シリーズ」で「文法」を学ぶ
  2. 【読解入門】チャート式の数研チャ太郎「すらすら読解」4年5年6年で「文法にも基づく読解の基礎」を学ぶ
  3. 【中学受験】啓明館「小学国語 読解の基礎」で読解問題の解き方・答え方・知識を学ぶ

上記の3つでまずは読解の基礎づくりをして、それから【中学受験】四谷大塚「予習シリーズ」国語へ学習を進めたいと今は考えています。

 

啓明館「小学国語 読解の基礎」の学習は、問題文を子どもが音読して解く→丸付けは子どもが自分でしながら解説も自分で音読する。(私は横で見守る)という方法で進めています。

また子どもの様子をみて、今後啓明館の「読解の応用」へすすむか?予習シリーズ国語4年上を始めるか?また考えたいと思います。(またその後の経過もこのブログに書いていきたいと思います)