わが家は中学受験しないかわりに
『先取り』を試行錯誤しています。
突然ですが、
今、子どもが勉強する様子を見ていて、
「まちがい直し」が大事だな…と。
解けなかった問題を解けるようにする。
その積み重ねが算数力を上げていくのではないかと…。
そこで今、
勉強の「まちがい直し」の本を3冊
熟読しています。
- 1冊目【勉強のきほん】
- 2冊目【中学生のまちがい直し勉強法】
- 3冊目【(中学受験)6年生でかならず成績の上がる学び方7つのルール】
これらの本は、
指導歴20年の個別指導塾の先生や
勉強のやり方に特化した専門塾の先生。
中学受験の勉強の仕方に熟知した先生などが書かれています。
『中学生の間違い直し勉強法』より
「まちがい直し」勉強法を続けていくことで、「どこがいけないのか?」「どうしたら良くなるのか?」を考える思考力が身につきます。
大切なのは、何を勉強したかということよりも、どう勉強したかということなのです。
そしてこの思考力は、実は学校の勉強だけではなく、大人になった時に大いに役に立ちます。
思考力が育つ「まちがい直し勉強法」
ではその内容を、さっそく見ていきましょう。
Contents
《小学生の勉強法》算数に役立つ本【勉強のきほん】
著者の国立さんは、
中学生になるまでに身につけたい「基本ルール」として、
以下の7つを挙げられています。
- 学校の授業をしっかり聞く
- ノートを整える
- 正しく「覚える」
- 正しく「解く」
- 正しく「解き直す」
- わからなければ調べる
- 調べてもわからなければ質問する
今回は、上記の中でも特に
正しく「覚える」
正しく「解く」
正しく「解き直す」
について『勉強のきほん』の著書から見ていきます。
小学生の勉強法①『正しく覚える』
勉強法で特に大切なのは、
『覚える』と『解く』
☆この2つは勉強の基本の基本!☆
これが『勉強のきほん』なんですね!
これには以下のコツがあるそうです
『覚える』コツは【短く早く】
☆勉強の得意な子は、
「解く」時間が長く
「覚える」時間は短い
「解く」に時間をかけると良いのですね!
勉強が得意な子は、問題を解きながら、「足りないところを覚えていく方が早い」ことを知っている。
★逆に勉強が苦手な子は、「暗記」に時間をかけてしまう。教科書をながめたり、書き写したり、頭を回転させない、楽な勉強時間を過ごしてしまう★
頭を使わない「楽な勉強」と、
頭を使う「勉強」があるのですね!
これを意識しないと、
同じ勉強時間でも、
その内容に差ができますね…。
効率の良い覚え方とは?
まず読んで(見て)覚える
(書くより)読んで、
見て覚えた方が断然早く効率がいい
まず読んで覚える!
教科書や参考書をまずは音読もいいですね。
制限時間を作って覚える
3分・5分・10分など、タイマーなどで制限時間を作ってゲームのように覚える
- 読んで覚える
- 制限時間を作り覚える
勉強の基本の「覚える」は
「書く」より、
まずは見て覚える。
ダラダラ覚えず、
時間を区切るのが大事なんですね!
小学生の勉強法②『正しく解く』
勉強が得意な生徒は、
「解く」という作業に、
1番長い時間を割いている。
子どもが問題を「解く」勉強を重視する。
その時に難しい問題ばかりでは子どもが苦しくなるし、
でもやさしすぎると力がつかないので、
問題集の選択も大事になってきますね。
成果が出る解き方とは?
- 教科書や参考書を見ずに、何も見ずに解くことが大事
- マル付けは1ページづつする
- 間違えた問題をチェックする。1度目は赤、2度目は青でなど、どの問題を間違えたのかチェックする
- 半分も解けてなければその単元の教科書や参考書に戻り、覚え直しをする。6割解けていたら、間違えたところだけを直す
例題の見えない問題集を選ぶのも大事ですね。
マル付けを1ページずつするのも
なるほど!です。何を解いたか、子どもがすぐ分かるうちにマル付けをすると
解いた内容を、覚えやすく理解しやすいのですね!
小学生の勉強法③『正しく解き直す』
「できないことをできるようにするのが勉強」
『正しく解き直す』はとても大事
子どもが勉強する貴重な時間。
子どもには効果的に勉強してもらいたいですね!
「1度解いただけ」ではダメ!
問題集は、2回目に取り組むことで、ようやくその問題集を解く意味が出てくる。
「できないことをできるようにする作業が勉強」
できないものに再度取り組まなくては勉強ではない。
わが家もコレ重視で
子どもの勉強のサポートをしていきたいと思います。
繰り返し解くための作戦3パターン
- 問題をノートに解く
- オレンジとピンクのペンを使う
- 同じ教材を複数冊購入する、コピーする
教科ごとにその方法を変えても良いそうです。
わが家は暗記モノは、
オレンジ色やピンク色で
子どもが答えを書き、
赤シートで何度も繰り返しています。
ここまで、
【まちがえ直し】の基本を見てみました。
次は【まちがえ直し】専門の塾をしている先生の本から、まちがえ直しについてみていきます。
《小学生の勉強法》算数に役立つ本【中学生のまちがい直し勉強法】
(著書より)
残念ながら、ほとんどの中高生が、ただノートを埋めるための作業を勉強だと思っていたり、ただ問題を解くだけで勉強した気分になっていたりするのです。
(著書より)
大事なのは
間違えた問題を解き直し、
「なぜ、間違えたのか」
「どうしたら間違えなくなるのか」を
ふり返りながら勉強することが大切なのです。
「まちがえ直し」の時に、
なぜまちがえたのか?を子ども自身が考えること。
次にまちがえないために何をしたらいいのか?、子ども自身が考えることが大事なのですね!
ここまでのまとめ
ここまでの「まちがい直し勉強法」について一度まとめてみます。
「まちがい直し勉強法」のまとめ①
「まちがい直し」勉強法を続けていくことで、「どこがいけないのか?」「どうしたら良くなるのか?」を考える思考力が身につく。
大切なのは、何を勉強したかということよりも、どう勉強したかということ
『覚える』コツは【短く早く】
☆勉強の得意な子は、
「解く」時間が長く
「覚える」時間は短い☆
勉強が得意な生徒は、
「解く」という作業に、
1番長い時間を割いている。
成果が出る解き方まとめ
- 教科書や参考書を見ずに、何も見ずに解くことが大事
- マル付けは1ページづつする
- 間違えた問題をチェックする。1度目は赤、2度目は青でなど、どの問題を間違えたのかチェックする
- 半分も解けてなければその単元の教科書や参考書に戻り、覚え直しをする。6割解けていたら、間違えたところだけを直す
問題集は、2回目に取り組むことで、ようやくその問題集を解く意味が出てくる。
「できないことをできるようにする作業が勉強」
この本には他にも、
- 中学生になるまでに身につけたい勉強のやり方(応用編)
- 取り組んではいけない危険な勉強法ワースト5
- 教科別・中学までに必ずマスターしたい要点
- 親が心がけたいサポート
など、とても役立つ内容がまとめていました。
小学生の勉強に取り入れたい勉強法について書いてみたいと思います。
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