小学生の子育て中の母です。
子どもは現在、小学4年生☆
そしてわが家は、中学受験をしない代わりに、先取り家庭学習を試行錯誤しています。
わが家が、小学生の子どもと先取り学習を始めたのは、子どもが小学3年生の2月☆
英語のみ5歳から!
先取りは始めてみて、色々分かったことがあり、小学生の先取り学習について、個人的な経験になりますが、一度まとめてみたいと思います☆
Contents
小学生の先取り【塾】に行かない場合
小学生の先取りの方法として、小5・小6くらいになると、まずは高校受験向けの塾に行くという方法もありますね☆
実際に私も、小学生の塾(高校受験用)の先生にお話を聞いてみたところ、高校受験用の小学生の塾では、学校よりも約3ヶ月の先取りをします。というお話でした。
でも自宅で先取り学習をすると、もっと3ヶ月以上の先取りができるのでは?と思い、わが家では塾を利用せずに、自宅学習で今、小学生の子どもの先取り学習を進めています☆
小学生の先取り学習【自宅】の場合☆教材は何を使う?
小学生の先取り学習を自宅で行う場合、次のような教材が考えられます。
- 通信教育
- 市販の問題集
実際の体験から、小学生の先取りにおすすめの教材について書いてみます☆
小学生の先取り【通信教育・通信教材】
小学生の家庭学習で候補に上がるのは、やっぱり通信教育・通信教材ですね!
通信教育・通信教材は、大手の会社のものといえば、以下の教材があります。
【通信教育】学年と進度が固定「z会・スマイルゼミ・チャレンジ(タブレット学習あり)&ポピー・学びwith(紙冊子)」
通信教育の大手といえば、以下が定番で人気ですね。
- Z会
- スマイルゼミ
- チャレンジ(進研ゼミ小学講座)
- ポピー
- 学びwith
でもわが家の体験としては、学年が固定・進度も固定のもので、上の学年の先取りをスタートさせるのは難しいという経験があります。
もしこれらの教材を使って先取りをする場合、市販の問題集であらかじめ、今の子どもの学年の学習を終わらせて、4月のタイミングで、ひとつ上の学年の教材をスタートさせる。
または、先取りしたい学年を途中で申し込んで、夏休み前・冬休み前の、教材の前学期の復習を利用して、先取り学年の進度に追いつくという方法もありますね!
でもわが家はこの方法にしようと試みましたが(子どもが小学生低学年の時)、教材が溜まってしまい、うまくいかなかった経験があります☆
そこでわが家では、今は自由に学べる以下のような、「無学年制」の通信教育・通信教材で、現在、先取りを進めています。
【通信教育】無制限で先取りできる無学年制の「スタディサプリ」&「すらら」
小学生も受講できる「無学年制」の通信教育・通信教材
- スタディサプリ
- すらら
この2つはどこから学んでもよく、進度も自由なのが特色です☆
先取りには、これがとても便利です!
わが家も実際に、小学生の子どもが先取り学習をして分かったのですが、
子どもって、理解する速さがその内容によって違うんですね。
例えば算数の場合でも、ひとつの学年で学ぶ内容の中に、時間をかけなくても子どもが分かる内容と、じっくり時間をかけないと子どもが理解できない内容とがあります☆
だから進度もマチマチ…。
その点、学ぶ内容も進度も、自由に調節できる「無学年制」の教材(スタディサプリとデジタル教材すらら)はとても便利です。
わが家はデジタル教材の「すらら」&市販問題集(学校準拠用)で今、先取りを進めています→ブログ【おうちゼミ+通信教育すらら】わが家「小学生先取り」学習教材☆
そしてわが家は今は、小学校の学習内容に沿った内容で、先取りを進めていますが、以前は中学受験用テキスト「予習シリーズ4年上(算数のみ)」&「スタディサプリの応用算数」を先取りに使っていたこともあります☆
これがいろいろ反省もありつつ、結果的に良い体験になったので、もしも、中学受験用の教材(予習シリーズ4年)で先取り学習が気になる方に、わが家のつたない経験ですが、以下に少しまとめてみます。
レポ☆小学生の先取り【算数】中学受験用テキスト「予習シリーズ」の失敗とメリット
上記にもあるように、わが家では、先取りに中学受験算数のテキスト(主に予習シリーズ)を先取り学習に活用しようとしていたのですが、結果、途中で中断(失敗)しております☆
どうして失敗したのか?
一番大きな私の反省点は、中学受験の算数の内容が、私が実はあまりよく分かっていなかったことです(汗)
スタートしたのは、子どもが小学3年生2月からだったのですが、当初は、私の中の情報としては、中学受験の勉強は、小学4年生の1年間で、小4小5小6の勉強を終えるので、先取り教材として、とても良いのでは?という理解でした。
でもこれが甘かった…。
実際にトライしてみると、中学受験しない先取りナシのわが家には、中学受験の算数4年のテキストでも、その内容と進度が早すぎ、小4のテキストに、小4小5小6算数の範囲の学習が混在して出てくるので、子どもには負担が大きすぎた。というのがわが家の感想です。
つまり、「予習シリーズ4年算数上・下」を子どもが苦しむこと無く(笑)スムーズに進めるには、前もって小4・小5・小6算数の先取りが必要なんですね☆(開始当初の私の知識が足りてなかったです…)
上記のことが分かり、中学受験用のテキスト4年算数(予習シリーズ&スタディサプリの応用)を子どもの先取り学習に利用することを、わが家は途中で止めました…☆
参考までに、「予習シリーズ」はスタディサプリの【小学講座の応用講座】の動画授業と重なる部分が多くあります。
以前の記事→【ブログ】スタディサプリ小学生講座で中学受験「予習シリーズ」算数4年上②角の大きさと性質を学んでみた
振り返ると、予習シリーズ算数4年上は、子どもも頑張っていたし、そのまま頑張って続けていくという選択肢もありましたが、そうなると娘の勉強に対する自主性や、前向きな気持が無くなりそうで…。わが子にはキャパオーバーと感じ、使用を中断しました(涙)
そして現在は、学校準拠の内容に沿って、小学4年、5年、またこれから6年生の順番で、今先取りを進めていますが、なんというか学校準拠は、とってもスモールステップで進むので、子どもに無理がなく、娘も勉強を嫌がらず、今は学校準拠での先取りに変えて良かったと思います☆
でも中学受験用のテキスト(予習シリーズやスタサプの応用算数など)に一時期でも、子どもがトライしたことで、とても良かった点もあり、次にその良かった点(メリット)について書いてみます。
中学受験テキストを先取りに活用してよかった点
中学受験算数(予習シリーズ等)にトライして良かった点は、内容としては、特に予習シリーズは、基本にも手厚くて、わが家も、4年上の計算問題集(基本の計算と基本の図形の問題集)については、今の所、子どもがそんなに負担に感じずに使用できているので、とても便利で、現在も、予習シリーズの「計算」は、子どもが使い続けています。
その内容は、市販の問題集より量が多く、復習問題が周期的に出てくることが、わが家ではとても便利で助かっています☆
この問題集↓「予習シリーズ計算4年上巻」(下巻も使用予定)
さらにもうひとつ良かった点は、予習シリーズ等の中学受験算数のテキストに、子どもが取り組んだことで、その難しさを子どもが体験し、それを頑張っている同級生がいると、子どもが実際に理解したことで、子どもの学びの意欲が今は上がり(←こうなるまでに色々ありましたが…汗)今ではとても良かったと思います。
あともう一つ良かった点は、中学受験されるお子さんは、中学受験の勉強をすることで、中学生の範囲・または高校生の範囲の一部を、小学生のうちに勉強していると、私が分かったこと。
それにより、母の私にも(また子どもにとっても)学年を超えて勉強する「先取り」への抵抗感が、まったく無くなりました☆
振り返ればそれが一番、わが家にとって良かった点かもしれません♡
サイパー「思考力算数練習帳シリーズ」もおすすめ☆
この問題集は中学受験されるお子さんが、基礎力育成に使われる問題集ですが、中学受験しない場合でも、算数の基礎力のアップにとても良いです☆
問題集も1冊が薄く、子どもはそれも嬉しいようで、コツコツと進めています。
そして小学生の先取り学習について、実際にやってみて、先取り学習は、上の学年の勉強を進める難しさもあるのですが、子どもが小学4年生の後半にさしかかり、子ども自身の意思がだいぶある中での先取りで、実は一番、難しいなと思ったのは、「先取り学習に子どもが意欲的に取り組むこと」でした。
これが一番、安定させるのが難しかったです☆
そこでこのことについて、以下に、わが家の場合ですが、やってみて良かったことについて書いてみます。
番外編【小4の子どもが自主的に先取り学習に取り組むためにして良かったこと】
わが家は母の反省(こちら)から、できるだけ子ども自身で、小学生のうちから自分で勉強して欲しいと、これまで何度も試行錯誤していて、ようやく子どもが自主的に、先取りにもスムーズに取り組むようになりました☆
そこで個人的な感想ですが、先取りする場合に、大事だなと思ったことは、
- 問題集や教材を選ぶ時は子どもの意見も尊重する
- 勉強量は、子どもが1日にやりきれる量+ちょっと。を目安にする
- 子どもの話をよく聞く
上記が大事だなと思ったのは、先取り学習は、子ども(小学4年生)にとっては、必ず必要なものでは無い(学校の勉強ではないから)です。
つまり、子どもが「先取り学習にモチベーションを保つ」のは、わが家の場合は工夫が必要でした。
実際にわが家の子どもが当初、話していたのは、
- 自分は中学受験はしないし、そんなに先取りの勉強に対してすごくやる気にはなれない
…それはそうだよね!子どもはとっても正直です。笑
でも母の私は、高校数学等で苦しかったので、子どもには、先取り学習をすると今は決めています。
でもそういう話、先取りしていると中学生・高校生で楽だから。とか、そういう話は、残念ながら、わが家の小学4年生の子どもには、まだ実感がなく心に響かないのですね…目の前のことではないので。
そのため、私も、どうしようかなと考えて、まずは、子ども自身が勉強しやすい教材を選ぶ。または、子どもに自分で問題集を選ばせる。
これを大事にしようと思いました。
小4の子どもが自分で選んだ「小学5年算数」の問題集はこれでした↓
この問題集は、ほんわかした表紙がうちの子どもが気にいるかもと、本屋さんで選んで自宅においていた問題集で、子どもはコレ分かりやすいからと言ってはいましたが、私からすると、きっと絵で選んだな…笑。という感想です。(あ!違う。1日にやる量が少ないです。笑↓1日の分量は3問です。)
全部、子どもが選んだ問題集にしなくても良いと思うのですが(親がこれを解いて欲しいという問題集もあるので)、でも1教科につき1冊は、子どもが自分で選んだ問題集で勉強すると、子どもの意識が変わってくるなと思いました。
そして子どもの問題集や教材を決める時には、親が選んだものでも、うちは必ず、子どもの意見も聞いてみます。
子どもは使いやすそうだと感じるか?なんとなくプレッシャーを感じるか?笑。(子どもにとって分厚いと感じるか。やりにくそうだと感じるか。)
それを子どもに聞いていくと、案外、的確な判断を子どもはしていて、母の私も、子どもの話を聞いて、なるほど~じゃあ、この問題集はやめようね。この問題集はやってみよう!と、子どもと話し、教材や問題集を、親も納得して決めていくことができます。
そうなると、子どもも、自分で本当に決めたものだからやる!と、子どものモチベーションが出てくる。という体験を実際にしました。
あと最近子どもが話していたのは、小学4年生だと、勉強する理由として、親がいろいろ考えてその理由を話してくれても、あまり良くわからないそうです…。
それで、最近の子どもの本当のモチベーションは、自分でやると決めたことを、1日の終わりに終えることができると、スッキリするから。だそうです。(…なるほど~)
そんなこんなで、子どもが勉強する量をわが家では、子どもがやりきれる量+ほんのちょっと。を死守して、親が勝手に子どもの勉強する量を増やさないことにも注意しています☆
そうすると、子どもの意欲が下がらず、頑張って最後まで今日の分をやりきれるようになりました!
(あ!やりきれないときもありますが、やりきれる日がとても増えました☆)
子どもが先取り学習への意欲を出すことは、けっこう難しいことなのですよね。
でも、子どもには自分のような苦労をしてほしくないので、これからも山あり谷ありだと思いますが、なんとかやっていきたいと思います☆
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